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Oracle TimesTen In-Memory Databaseアーキテクチャ概要
リリース6.0
B25763-01
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TimesTenデータ・ストア

TimesTenデータ・ストアは、実行時にTimesTen表と索引の集合を含むメモリーのセグメントで管理されます。TimesTen Data Managerは、複数のデータ・ストアを管理できます。

図3.2 TimesTenデータ・ストア

各データ・ストアは論理名と、データ・ストアの構成を定義する一連の属性によって識別されます。多くの環境下で、データ・ストアの名前と属性はODBCデータソース名(DSN)で定義されます。

ユーザーDSNとシステムDSN

データ・ストアは、各DSNによって一意に識別されます。ただし、1つのデータ・ストアを複数のDSNで参照することで、そのデータ・ストアに異なる接続構成を定義できます。これによって、1つのデータ・ストアの様々な接続構成に対してわかりやすい名前を付けることができます。図3.3に、それぞれが一意の構成属性を持つ、3つのDSNで識別されるTimesTenデータ・ストアを示します。

DSNは、ユーザーDSNおよびシステムDSNで構成される2層のネーミング規則を使用して解決されます。